旧耐震のマンションの耐震診断実施率は…??

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先日、国交省の『マンション総合調査』の記事で、旧耐震のマンションについての記事がございましたのでご紹介しておきます。

『旧耐震マンションの耐震診断実施状況については、実施したという回答が33.2%、未実施は58.0%、不明8.8%となった。実施したという回答のうち、耐震性があると判断されたのは48.8%。ないと判断されたのは32.6%、さらに詳細な診断が必要となったのは18.6%だった。一方、耐震性がなかったマンションのうち、耐震改修を実施したのは33.3%、今後実施する予定が47.6%。実施予定がないという回答も19.0%あった。との事。

耐震基準。

この調査にも良く出てくる『耐震基準』というのは…、

耐震基準:関東大震災の次の年の1924年(大正13年)に、建物が地震の震動に耐え得る能力を定めるものとして世界に先駆けて日本で施行されたのが始まりです。

「新耐震」と「旧耐震」の違い。

では、『新耐震』と『旧耐震』の違いとは…、

1981年(昭和56年)に耐震基準が大きく改正され、新耐震基準が誕生しました。新耐震基準と旧耐震基準との違いについて、新耐震基準では、地震による建物の倒壊を防ぐだけではなく、建物内の人間の安全を確保することに主眼がおかれた。旧基準の震度5程度の地震に耐えうる住宅との規定は、新基準では『震度6強以上の地震で倒れない住宅』と変わった。

との事です。

実際に、今の日本にはまだ旧耐震の建物がたくさんあります。

ただ、それがすぐに倒壊するという事ではなく、大きな地震があった場合、倒壊する可能性があるってことです。この記事でも旧耐震の建物でも耐震性があると判断されたマンションは約5割は大丈夫だったようです。

また、診断して耐震性を補強していくといった、しっかりした管理組合さんであれば安心ですよね。

内装を大きくリノベーションして、見た目にきれいにされていても、その辺りのリスクもちゃんと考えて物件を選ばないといけないという事ですね。

昭和56年以降の建築かどうか。

大きな目安としては、建物の建築が昭和56年以降か?それ以前か?ってことですね。

(実際は、建築確認がいつ通ったか。になりますので、微妙な時は不動産屋さんに聞いて調べてもらうのが良いですね。)

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南 武志 の紹介

●生まれも育ちも泉大津市。泉大津市在住。(ひまわり大作戦→ひつじのゆめ広場プロジェクト→おづみんなのプロジェクトと、地元泉大津市の活性化のお手伝いを微力ながら奮闘中)●上宮高校卒業、関西大学第二部中退(天六学舎最終年度)。関西大学第一部卒業(商学部)。●大学時代に少林寺拳法部に所属し参段を取得。(現在はOB会千竜会幹事として大学生の指導とOB会運営委員を担当)大道塾空道岸和田支部所属。●ハウスメーカーにて3年間勤務し建築の基礎を学ぶ(プレハブ住宅コーディネーター取得)。●大手不動産仲介会社で9年間勤務し不動産仲介業全般を学ぶ。(新人営業マンのトレーナーとしても6年間担当)●『地元泉大津市で創業30年以上の「オオツ」を良く知る山登りが趣味な社長とともに、10年弱大手不動産会社で学んできたノウハウをフル稼働させて、お客様にわかりやすく安心してお取引き頂ける地元の不動産屋を目指しております。』 得意分野:不動産売買・買取・仲介。 宅地建物取引士。 住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー。 不動産キャリアパーソン。 京都観光文化検定2級。 茶道文化検定3級。
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