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■マイホームの購入後のランニングコストとは?
マイホームの購入を検討する際に、ついつい物件の価格や月々のローンの支払ばかりに目を取られがちですが、今回は、購入後に必要となるランニングコストについてご説明致します。ご参考にして頂ければと思います。
◎固定資産税等:
固定資産税等の『等』は、固定資産税と都市計画税の2つの税金をまとめて固定資産税等になっております。同じ納税通知書に記載されて送られてきますので、納めるのは一緒ですから、細かく見られている方は少ないかもしれません。
固定資産税は、新築の建物には軽減措置が取られてまして、一般住宅は3年間、固定資産税が 1/2に軽減されます(床面積:120㎡までの部分)。4年目に急に上がったというお話は良く聞きますね。また、マンションは比較的高い税額になります。それだけ建物が頑丈だという事なんでしょうね。初めてマンションを購入される方にビックリされた事が何度かあります。
◎火災保険・地震保険:
住宅ローンを利用して購入する場合、最近は住宅ローンの期間一括で火災保険に加入しなくてもよくなってきてますね。以前は、住宅ローンの期間以上は必ず加入しなければなりませんでしたし、もっと前ですと質権まで設定されておりました。以前と比べて銀行さんも柔軟な対応になってきたのだと思います。極端に言えば、年払いで加入される方もいらっしゃいますので、期間が切れればその都度、加入する必要があります。
火災保険と併せて地震保険に加入される方も多いと思いますが、地震保険は5年間が最長で評価額も火災保険の半額までとなります。加入されている場合は、最長5年毎に加入の必要がございます。
◎団体信用生命保険料:
【フラット35】や【フラット35】Sを利用して団信に加入された場合、ローン残高に応じて毎年必要となります。毎年残高が減っていきますので、年々少しづつですが、保険料は安くなっていきます。
◎管理費・修繕積立金・駐車場代:
マンションの場合は、管理会社や管理組合によって運営されてますので、決まった額が毎月必要になり計画を組みやすいのですが、戸建の場合、管理費は必要ありませんが修繕費は個別に必要になります。屋根・外壁の塗装等外回りの手直しが必要になってきます。この外回りの修繕が、ピンキリになりますので、しっかりされるとなるとびっくりする位の見積もりが上がってきたりしますね。
マンションでは駐車場は基本的には有料になります。築浅の物件とかですと無料とか数百円とかの設定をしておりますが、やはり年数が経過すればそれなりに修繕は必要となります。マンション本体の修繕費から充当するにしても車を持たない方にとっては不公平な感じもしますし、最終的には管理組合さんで駐車場代を取って修繕していこうとなる可能性が高いと思います。 実際に10年位前に建てられて駐車場が安くて人気のあるマンションも管理組合でその議案は上がっているという話を聞いた事があります。
◎繰り上げ返済費用・一括完済費用:
銀行さんによっては、インターネットで繰り上げ返済手数料無料のところも増えてきておりますが、一括ですべて完済するとなると、登記の手続きが必要になりますので、面談となりますから、事務手数料も必要ですし、司法書士に依頼される場合は、その費用が必要になります。
■購入後の経費もしっかりチェック!!
不動産の業界では、お客さんに簡単に『35年ローンで』とご提案をしてしまいがちですが、物件をお引き渡しした後もそのお客さんは35年間ローンを支払い続けていかれますので、購入した後の経費についてもしっかりご提案していかなければといつも思います。
不動産の事や住宅ローンの事は、お気軽に南大阪住販までご相談下さい。