先日、マンションの管理組合に関する興味深い記事がございましたので、ご紹介いたします。
(以下記事内容です。)
『地上50階建て・総戸数561戸の大規模タワーマンション「ザ・タワー大阪」(大阪市福島区)の管理組合はこのほど、様々な防災体験プログラムを組み合わせた防災訓練「イザ!・カエルキャラバン!inほたるまち」を開催した。ユニークな防災訓練が特徴の「イザ!・カエルキャラバン!」を、マンション管理組合が主催者となって行うのは初めて。大京グループの管理会社の協賛、NPO法人プラス・アーツの企画協力を得て実現した。ザ・タワー大阪管理組合理事長の虫本和彦氏は、「今年3月の東日本大震災を受けて、阪神・淡路大震災の教訓だけでなく高層マンション独自の情報をプログラムに組み込むと共に、地域との連携を深めて防災力のある街づくりを目指したい」とコメントしている。』
この『イザ!・カエルキャラバン!』は、単なる防災訓練だけでは若い世代が集まらないとか毎回同じ人だけが参加しているという防災訓練の悪い状況を変えるために、子供達が水消火器やバケツリレー等のゲームがあり、遊び感覚で防災訓練ができるようにと発案されたそうです。
この防災訓練の内容もすごく興味深い内容ですが、それを大規模マンションの管理組合が開催するという事がビックリしましたね。管理会社さん等の協力もあっての事だと思われますが、大規模マンションだけに組合員の協力を取り付けるのは大変だったと思います。
私も仕事柄、マンションは共同住宅ですからと説明してますが、特にタワーマンションとかですと何階に誰が住んでてとかフロアーが違う方との接点はほとんど無いと思われます。
震災が起きた時にお互いに救助できるのは、近くに住んでいる人だと聞いた事がありますから、1つのコミュニティとしてのマンションのあり方の新しい試みだと関心しました。
イザ!・カエルキャラバン! http://kaerulab.exblog.jp/