◎元金均等返済のメリット・デメリット(シュミレーション)

いつも南大阪住販ブログにお越し頂き有難うございます。

元利金等返済と元金均等返済って、住宅ローンを組む時によく聞く言葉です。似ているようですが、よく違いがわかりませんね。今回は、元利金等返済と元金均等返済の違いを説明させてもらいたいと思います。

※元利金等返済※

元利金等返済は、『毎回の返済額が同じ』になるように、元金と利息の割合を調整している返済方法になります。要するに元金と利息の合計が均等という事です。返済当初は残っている元金が多いので、毎回の返済額を一定にしようとすると利息部分が大きくなります。

住宅ローンの大半は、元利金等返済です。物件を見に行って営業マンの言われるままにシュミレーションを出してもらうと元利金等返済で提案されます。さらに、申し込む銀行によってはこれだけしか商品が無い銀行もございます。

金利が高い時期に購入された方に元金がぜんぜん減らなかったというお話しを良く聞きます。 その方は元利金等で住宅ローンを組まれてたのだと思います。

※元金均等返済※

では、元金均等返済とはどういうことでしょうか、

元金均等返済は、『毎回の元金を同じ』にする返済方法です。返済当初は残りの元金が多いのでかかる利息が多くなり、返済額が高めになります。しかし、返済が進むにつれて利息も減っていきますので、返済額も減っていく返済方法になります。

では、金利が変わらない『フラット35(りそな銀行)』でシュミレーションしてみると、

借入額2000万円・期間35年・35年固定金利2.95%

元利金等返済:毎月支払額¥76,423円、総支払額¥32,093,107円

(当初支払い『』、総支払い『』)

元金均等返済:毎月支払額¥96,785円、総支払額¥30,349,384円

(当初支払い『』、総支払い『』)

元利金等返済は毎月の支払いが少ないのですが、総支払額は多くなりますし、元金均等返済は当初返済額は多いのですが、総支払額は少なくなります。

※今回のシュミレーションでは、14~15年目の支払いで元金均等返済が元利金等返済の支払いに追いついて、それ以降は、元金均等返済の方が元利金等返済よりも徐々に少なくなっていきます。(繰上げ返済は考慮しておりません。)

元利金等返済は、毎月の支払いを抑えて一定額を返済していこうとする方や毎月の支払いを抑えることで頑張って繰り上げ返済をしていかれる方に向いてるかと思われます。

元金均等返済は、早めにローン残高を減らして、将来の返済を楽にしていきたい人向きですので、定年後もローンの返済が残る方や子供の教育費が何年後かに増えてきそうな方に向いていると思われます。

南大阪住販では、お客様の条件に合わせた住宅ローンをご提案しております。お気軽にご相談下さい!

***お問い合わせはコチラから***

南 武志 の紹介

●生まれも育ちも泉大津市。泉大津市在住。(ひまわり大作戦→ひつじのゆめ広場プロジェクト→おづみんなのプロジェクトと、地元泉大津市の活性化のお手伝いを微力ながら奮闘中)●上宮高校卒業、関西大学第二部中退(天六学舎最終年度)。関西大学第一部卒業(商学部)。●大学時代に少林寺拳法部に所属し参段を取得。(現在はOB会千竜会幹事として大学生の指導とOB会運営委員を担当)大道塾空道岸和田支部所属。●ハウスメーカーにて3年間勤務し建築の基礎を学ぶ(プレハブ住宅コーディネーター取得)。●大手不動産仲介会社で9年間勤務し不動産仲介業全般を学ぶ。(新人営業マンのトレーナーとしても6年間担当)●『地元泉大津市で創業30年以上の「オオツ」を良く知る山登りが趣味な社長とともに、10年弱大手不動産会社で学んできたノウハウをフル稼働させて、お客様にわかりやすく安心してお取引き頂ける地元の不動産屋を目指しております。』 得意分野:不動産売買・買取・仲介。 宅地建物取引士。 住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー。 不動産キャリアパーソン。 京都観光文化検定2級。 茶道文化検定3級。
カテゴリー: 《不動産の購入》, 《不動産購入~住宅ローン~》   パーマリンク

–>