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先日の朝刊に、千里ニュータウンの若返りの記事がございました。
■ニュータウンといっても造成から50年経過。
千里ニュータウンは、1960年代から計画的に開発された街です。開発当初、一斉に入居された方達が街とともに50年以上経過して、地域での高齢化が問題となってました。
これは千里ニュータウンの後に開発された泉北ニュータウンでも同じ現象が生じており、堺市も力を入れて検討されている問題です。
■ニュータウンで住まうのが住宅すごろくのゴール。
開発当時は、団地といわれる分譲マンションにまず住んで、いずれは庭付きの一戸建てに住みたいという、いわゆる住宅すごろくが成り立っていた時代でしたから、駅周辺には団地があって、その周りを1区画の大きな庭付きの一戸建てがあるエリアに計画的に造成されてます。
私が千里中央で働いていた数年前は、坪単価100万円で100坪ある物件ですと土地だけで1億円位で流通してました。また、記事にもございますが、いわゆる団地の建替えが進みだした頃でもありましたね。
■団地は建替えし、新たな高層マンションへ。
開発当時の団地と言われる物件は、敷地が広く5階までの建物がほとんどですから、今の法律に当てはめると、まだまだ容積率に余裕があって、高層の物が建築できる物件が多いですから、区分所有者さんに持分で建替えて新しいお家をお渡ししてもまだ余剰があり、その余剰分を新しく分譲して売れた分で建替えの費用を捻出するという方法で建て替えが実施されてました。
■投資のニーズも現れる…。
また、建て替えの議論が団地内で進みだすと投資目的で購入される方もいらっしゃって、建て替えの決議が決まると価格が上昇するといった、ちょっとした建て替えブームでもありましたね。
(3DKの狭くて古い団地でも1千数百万円位してましたから、恐ろしいです。)
しかし、団地内には高齢者の方も多く、建て替えの取りまとめを行うのが大変の様で、同じ団地内でも他の棟は建て替えできたのに、合意できず建て替えができない棟とかもありましたね。
千里ニュータウンでは、申しました旧の団地の建て替えや企業跡地等による新築分譲等によって、世代の若返りも進みつつある様ですし、それに伴い千里中央では商業施設なんかも増えてきてさらににぎやかになりましたね。
■これからは住まい方によって住まいを選ぶ時代です。
これらの内容を見ていると時代と共に不動産ニーズが変わり、それに合わせる様に街並みも変わっていくという事ですと、少子高齢化が進む中でもやり方次第では、にぎやかな街に変えていく事は可能なのではないのかな?と、また泉大津がそうなるにはどうしたら良いのかな・・・?等考えさせられましたね。
画一的な住宅すごろくから住まい方で住まいを選ぶ時代に突入してきました。地元泉州地域の事は、南大阪住販までお気軽にお問合せ下さい。(℡0725-22-0077)
(泉大津市ホームページより)