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先日ご相談頂いた案件なのですが、売却にあたって調査をさせて頂いておりましたら、現在建っている建物と法務局に登記されている内容が全然違ってました。
お客様に内容を確認させて頂きました所、10数年前の建替え以前に建っていた建物のままで、登記の変更を手続きされていなかったとの事でした。
このままでは売却できない??
このままでも売却する事も可能なのですが、住宅ローンを利用して購入する事ができませんし、新しい買主様には建替えの経緯もわかりませんので、売主様の売却にあたっての前準備としてきっちりと整理しといて頂ければ、買主様も気持ち良くお住まい頂けると思いますよ。と、ご提案させて頂きまして、売主様に必要な書類をご準備頂いて、早速、手続きにかからせて頂きました。
表示変更手続き
いつもお世話になっている測量士さんに現況の測量をして頂いて、登記されている古い建物を滅失登記して、測量した新しい建物の表示登記の手続きをしてもらいました。
(表示変更登記が上がってきました。)
同時に住居表示も変更。
新しく上がってきた建物の名義を所有者さんに保存登記頂いて、住所が前住所のままでしたので、そちらも併せて住所変更登記の手続きもして頂く事になりました。
これらが全部終わったタイミングで売却がスタートとなります。
南大阪住販では、不動産の売却の前準備として、現況だけでなく、今回の様に法務局での調査や市役所での調査等を事前に行います。
しっかりと調査をしておけば、売主様・買主様にとって後々のトラブルも回避できると思いますからね。
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