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先日、住宅ローンアドバイザーの住宅ミニコラムで興味深い記事がございましたのでご紹介致します。
その内容は、『繰り上げ返済や売却による団体信用生命保険の特約料や保証料の払戻し』についての記事でした。
民間銀行で住宅ローンを利用した場合、団体信用生命保険は金利に含まれますので改めて保険料という形で支払う事はないのですが、
通常、フラット35や旧住宅金融公庫を利用した場合に、強制加入ではありませんが団体信用生命保険に加入して頂く事になります。(可能であれば加入して頂きたいです。)
このフラット35についている団体信用生命保険は、ローン開始時の初年度は、融資実行金額から差し引かれて実行されるのであまり問題はないのですが、翌年度以降は年1回返済口座からの引き落としとなります。
この生命保険料というのはバカにならなくて・・・、
2,000万円を35年で借入れすると、年額¥71,600円になります。3,000万なら10万以上!高いです!
(ずーっと、この金額が必要ということではなく、初年度が一番高くて後は残額に応じて減っていくという事になります。)
しかし、ある一定のまとまったお金が入ったので一括で全額返済しよう!とか、自宅を売却した額でローンを一括返済してしまおう!となった際に、支払済みの保険料を日割りで計算なんかして払い戻してくれるのか?という事なのですが・・・、
残念ながら払ってしまったものは払い戻してもらえないということになります。(厳しいですね。)
ですので、一括返済される方や自宅を売却して一括返済しようとしている方には、団信の引き落としの予定日を確認して頂いていた方が良いですね。
住宅金融公庫や民間融資では、途中で完済すると最初に払った保証料が戻る。
また、昔に旧住宅金融公庫でお借り頂いている方(おおよそ10年以上以前)は、最初に保証料を払われているケースがございます、これは一括返済される残額や残期間によって、もどってくる可能性がございます。(これは、民間銀行で保証料を別途支払われたケースでも同じです。)
とりわけ、売却がからむ一括返済になりますと、少しでも高く売りたい!と思われているのに、実際はそういった費用を払わないといけない事になってしまうと、もったいないですね。
賢く住宅ローンとお付き合いして頂ければと思いますね。
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(本日は台風4号が接近しております。早々に帰宅された方が安心ですね。)