いつも南大阪住販ブログにお越し頂き有難うございます。
今月のフラット35の金利が、最低金利を更新したという記事を見ましたのでご紹介いたします。
『住宅金融支援機構が供給している長期固定金利住宅ローン、フラット35の金利低下が続いている。8月の最低金利(借入期間が21年~35年)は1.84%。制度開始以来、初めて2%台を割り込んで1.94%となった7月を更に下回った。また、返済期間が20年以下の場合の8月の最低金利は、1.56%。こちらも過去最低だった7月を更に下回った。』との事。
私が不動産関係のお仕事をさせてもらった時(当時は住宅金融公庫といってました。)、その頃が最低でこれ以上下がらないよ!と言われてた時で、1年目~10年目で2.0%でした。
これは、新聞にも大きく掲載されていた事を覚えています。
しかし、その2.0%の金利は、11年目以降4.0%に上がる段階金利でしたので、返済期間の大半は民間銀行の住宅ローンよりも割高でした。
今は、フラット35ということですのでずっとその金利が適用されます。35年間、1.84%という金利ですので、当時よりもかなり安い金利という事ですね。
(銀行のローン担当さんとお話ししていても、当時よりも審査はより厳しくなって、リスクヘッジはされているとは思いますけどね。)
具体的には、借入額2,000万円の35年間、元利金等方式で考えてみますと・・・、
今のフラット35(最低金利の1.84%)で35年間の総返済額:¥27,141,306円
当時の公庫(1~10年2.0%、11~35年4.0%)で35年間の総返済額:¥39,620,516円
金利の違いは恐ろしいですね。1100万円以上違います・・・。
実際のところは、当時の住宅金融公庫を利用されている方の大半は途中で借り換えされている方が多いと思いますので、最後まで4.0%を利用されている事は少ないと思いますけど、金利の違いは改めて恐ろしいなと感じます。賢く利用したいですね。
民間銀行の住宅ローンと異なり、フラット35の場合は、適合証明書の発行や毎年の団体信用生命保険についても必要になります。
しっかりと住宅ローンもご提案していかなければと思いますね。
住宅ローンの事は、南大阪住販までお問い合わせ下さい。(℡0725-22-0077)