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先日の読売新聞の記事で、《空家》についての記事がありました。以下記事内容です。
『空家の適切な管理を所有者に義務付け、撤去規定も盛り込んだ「空き家条例」が、埼玉県所沢市など9自治体で制定されたことが読売新聞の調査でわかった。
管理不十分な空き家には不審者の出入りや放火など防犯上の問題のほか、災害時の危険もある。国が抜本的な対処方針を示さない中、条例制定の動きはさらに広まりそうだ。
総務省の2008年の調査によると、賃貸住宅の空室や別荘なども含む全国の空き家は約757万戸。08年までの10年間に約180万戸増えた。背景には核家族化や少子化、山間部の過疎化などがあるという。建築基準法により、自治体は著しく危険な建物の撤去を所有者に命令できるが、具体的手続きの規定はない。
国土交通省は「自治体が実効的に対応できる方策が必要だ」として10年度に調査を予定していたが、事業仕分けで予算計上が見送られたままだ。』との事。
続けてお隣りの和歌山県についての記事です。
■別荘や賃貸住宅を除く和歌山県の空き家は4万2500戸。
『別荘や賃貸住宅を除く和歌山県内の空き家は約4万2500戸で全住宅の9.1%(全国平均4.7%)の2倍近くで都道府県内最悪だ。』との事。
(昔、『山間部の過疎化』という言葉は聞きましたが、記事には和歌山県の中心である和歌山市内の話が取り上げられていたので驚きました。)
条例を設けないといけない位《空家》が問題になっている様で、私も不動産の仕事をしてますから感じる事はございます。
■流通性の低い地域の土地は下がる。
人気があって流通性の高い地域と人気があまりなくて流通性の低い地域との価格差が開いていく、いわゆる二極化というのは大阪府下でも顕著に現れてきてると思います。流通性の低い地域の土地価格は続けて下がってますし、空家も多いと思います。
泉大津は利便性も高く、まだ流通性も高いから・・・というお声も聞こえそうですが、少子高齢化は泉大津とは別の所のお話しではないと思います。
先日、泉大津青年会議所の同じ委員会の皆さんで集まった際に、何か泉大津としての【売り】がないと、泉大津も疲弊してしまうのでは?という話になりました。皆さん一生懸命に色々考えられていて、大変参考になりましたし皆さんの泉大津への思いを感じさせてもらいました。
■「泉大津に住んでみたいなぁ」という街に。
私も不動産の仕事をしているだけに、『泉大津に住んでみたいなぁ』、『泉大津に住んで良かったなぁ』と思って頂ける様に、微力ながら泉大津の活性化のお手伝いを頑張らないと!と改めて思いましたね。
追記、【空家の処分は、南大阪住販にご相談下さい。】と宣伝もさせてもらいます。