建築資材の不足

この東日本大震災によって、生産工場が損壊したり、物流が停滞していたり、仮設住宅対応の需要の増加で、一般住宅に関わる建築資材の不足が発生しているようです。

しかも合板やグラスウール(断熱材)等の資材は投機目的で買占めている人がいるみたいで・・・、実際に私の周りの工務店さんやリフォーム屋さんと話をしても合板だけではなく、お風呂等の設備も入ってこないので、途中で止まっている現場が結構あるそうです。

国交省も買占めなど不適切な取引が発生した場合は、行政指導を行う方針みたいで、『買占め等防止法』などの措置も考えているようです。

『買占め等防止法』は、トイレットペーパーや灯油が不足した第1次オイルショックが起きた1973年に施行された法律で、買占めや売惜しみなどが発生した物資を指定し、買占めなどを行った販売事業者に指示や命令を行うもの。指示や命令に従わない場合は罰金などが科されるとのことです。

1973年のオイルショック時ならまだしも、それから40年近く過ぎようかとしている今の時代で、しかもこんな状況で投機目的で買占めする人がいるというのが信じられないですね。

被災地は本当に大変なので仮設住宅の建設が第一ですが、一般の工務店さんやリフォーム屋さんも工事が完了しないと工事費用が回収できないのであまり長引くと厳しいかと思われます。メーカーさんには早く元の状態に戻してもらえるように生産を頑張ってもらいたいですね。

南 武志 の紹介

●生まれも育ちも泉大津市。泉大津市在住。(ひまわり大作戦→ひつじのゆめ広場プロジェクト→おづみんなのプロジェクトと、地元泉大津市の活性化のお手伝いを微力ながら奮闘中)●上宮高校卒業、関西大学第二部中退(天六学舎最終年度)。関西大学第一部卒業(商学部)。●大学時代に少林寺拳法部に所属し参段を取得。(現在はOB会千竜会幹事として大学生の指導とOB会運営委員を担当)大道塾空道岸和田支部所属。●ハウスメーカーにて3年間勤務し建築の基礎を学ぶ(プレハブ住宅コーディネーター取得)。●大手不動産仲介会社で9年間勤務し不動産仲介業全般を学ぶ。(新人営業マンのトレーナーとしても6年間担当)●『地元泉大津市で創業30年以上の「オオツ」を良く知る山登りが趣味な社長とともに、10年弱大手不動産会社で学んできたノウハウをフル稼働させて、お客様にわかりやすく安心してお取引き頂ける地元の不動産屋を目指しております。』 得意分野:不動産売買・買取・仲介。 宅地建物取引士。 住宅金融普及協会住宅ローンアドバイザー。 不動産キャリアパーソン。 京都観光文化検定2級。 茶道文化検定3級。
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