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昨日発刊のSUUMOに’90年~の住宅ローンの金利推移表がございました。
そのグラフは、三井住友銀行の変動金利とフラット35(旧住宅金融公庫)の金利推移表を比較している内容で、変動金利のピークは’91年(平成3年)の8.5%位の様です。
8.5%の金利っていくらになるのか試算してみると・・・、
=金利:8.5%、期間:35年間、借入額2000万円でシュミレーション=
毎月の支払額:149,372円 ! (第1回目の支払内訳は、元金:7,705円、利息:141,612円)
35年間の総支払額:62,736,288円 !
毎月の支払額の94.8%が利息、総支払額は元本の3.1倍。
(元利金等方式ですので利息は徐々に減っていきますけど、しかしすごい利息です。)
同じ内容で、現在の変動金利でシュミレーションしてみると・・・、
=金利1.475%(1.0%優遇利用)、期間35年間、借入額2000万円でシュミレーション=
毎月の支払額:60,992円(第1回目の支払内訳は、元金:36,409円、利息:24,583円)
35年間の総支払額:25,616,749円。
ぜんぜん違います・・・。
第1回目の支払から利息より元金の方が多くなり、総支払額も元本の1.25倍位。
同じ借入額(2000万円)ですけど金利が違うとこれだけ違います。(金利の変動は考えてませんのでご了承下さい。)
しかも今は住宅ローン控除がありますから、当初10年間の実際の利息ってほとんどかからない事になりますね。
このシュミレーションはあくまでバブル期の金利との比較ですから、こんな金利はもう2度とないとは思います。しかし、不動産の購入には、単純に物件の価格がいくらとか、坪単価がいくらって、物件価格ありきで考えがちになってしまいますが、見えない所の金利も立派な資金計画ですね。また、ローン控除の対象物件かどうかも資金計画になりますよね。
物件はもちろんですが、しっかりと資金計画をご提案をしていかなければと改めて思いました。
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(御堂筋のイルミネーションが始まったり、街はクリスマス一式になってきました。)