先日、雑誌で見かけた記事なのですが、東京の台東区の御徒町から蔵前、浅草端界隈が徒蔵(かちくら)と言われる、バッグや雑貨等のクリエイターが次々とアトリエ兼ショップを開業して台東区の新しいスポットとして脚光を浴びているそうです。
私も東京には、出張で行くくらいしかありませんので、どこがどこと言われると分らないのですが、台東区と言われると下町で雷門ってイメージでしたね。
調べてみると・・・、
『徒蔵では、デザイナー自身が接客をしたり、仕事場の様子を公開したりしていて、ものづくりを身近に感じることができ、若者たちには、作った人と直接話をすることができて親近感も沸いてくると好評である。台東区が若手デザイナー支援施設「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」を運営していて、2003年に廃校となった小島小学校の校舎跡を活用して、最大3年間、若手デザイナーに仕事場を低家賃で提供している。このデザビレ卒業生が近隣に開いた仕事場兼店舗は10か所以上になっている。台東区にはものづくりの伝統があり、昔ながらの手作業を受け継いでいる職人も多い。この「徒蔵」周辺の将来性に目をつけた企業の進出も目立っている。川沿いで東京スカイツリーが見え、家賃も安く、潜在力があるということから外食産業なども進出してきている。』との事。
ものづくりの基盤があったとはいえ、海外で生産されるのが時流の小物等を行政が廃校となった校舎を利用し、若手デザイナーさん達の創業を支援し、卒業されたデザイナーさん達が周辺に店を出して、結果的に町おこしになっているというお話しが感心させられましたね。雑誌に取り上げられるまでには、色々大変な事もあったと思われますが、下町と言われる台東区でもにぎやかになればいいなと思いましたね。
台東デザイナーズビレッジ http://www.designers-village.com/index.html
(台東デザイナーズビレッジの施設では、ショールーム(教室?)、講堂(体育館?)と旧の校舎を思い起させます。それはそれでアットホームな感じがしましたね。)