先日、当ブログで千里ニュータウンの若返りの兆しのお話しをさせて頂きました。日本最大のニュータウンである多摩ニュータウンでは委員会が設立され、大規模な団地再生へのガイドラインが作成されたようです。(以下記事内容です。)
『多摩ニュータウン大規模住宅団地問題検討委員会(委員長=上野淳・首都大学東京副学長)は2月3日、「多摩ニュータウン等大規模住宅団地再生ガイドライン」を策定した。大規模団地を含む地域全体の再生に向けた具体的な道筋を5回の検討会を経て取りまとめたもの。近く、東京都の承認を経て公表される見込み。
多摩ニュータウンなど都内の5団地について比較分析したうえで、「団地の老朽化・陳腐化」「年齢構成の偏り」「コミュニティ機能の希薄化」に課題を集約。これらの克服を軸に、ソフト・ハードの両面から計20の具体的な検討項目を示している。
上野委員長は「老朽化や居住者の高齢化は、団地の規模や立地を問わず共通する普遍的な問題。これを解消できるか否かが日本の将来を占うといっても過言ではない」と指摘。ガイドラインが、団地再生の機運を高める一助として活用されることへの期待を口にした。 』との事。
多摩ニュータウンは、私も前職で働いていた頃によく研修で町田へ行かせてもらってました。渋谷から東急電鉄に乗車して、多摩ニュータウンを経過して町田へ辿り着くのですが、東京に転勤になっていた後輩とたまプラーザで食事をした事もありましたが、さすが日本最大のニュータウンという事もあって、乗車数もすごい人の数でした。
しかし、先日も申しました千里ニュータウンもそうですが、同じ様に街開きから50年近く経過してきて高齢化が問題になってきていて、今回問題にされているのは、5階建までのいわゆる団地の高齢化、老朽化をどうするかという委員会の様で、建て替えするとしても高齢者の方の仮住まいをどうするかとか、周辺の商業施設をどうするか等様々な問題が提起されている様です。
今回の委員会には、東京都だけでなく多摩ニュータウン内の自治体も参加され、行政も交えての委員会になられている様ですので、多摩ニュータウンだけでなく日本全体でも問題になっていますから、高齢化対策のひとつのみちしるべになれるのでは・・・と思いますね。
内容は後ほど公表されるようですので、どの様な内容になっているのか楽しみです。
(今日は、立春で暦では春になります。久しぶりにお陽さんも射して、寒さも気持ち和らいだ様に感じました。春へと向かっているのを感じますね。)