国際人を育てようとするコンセプトのマンションが吹田市で分譲されるそうです。(以下記事内容です。)
『大京、東京建物、関電不動産、長谷工コーポレーション、新日鉄都市開発の5社は、大阪・吹田市で“国際人を育てる”総戸数633戸の分譲マンション「ミリカヒルズ」(地上15階、地下1階)の開発を進めており、MBS(毎日放送)の跡地を開発する。総開発面積は甲子園球場の10倍に相当する約13万1711平方メートルで、「吹田千里丘計画」~ミリカの丘構想~の初弾プロジェクト。2006年に5社共同で事業提案して採用され、A、B、C、Dの4街区に分けているうちのB街区(2万7798平方メートル)に2013年3月中旬までに同マンションを建設する。
「世界人を育てよう。」をコンセプトとし、日ごろから世界の文化や人に携ることができる施設を備えているのが特徴だ。マンション内にはネイティブに劣らない英語力を身に付けることを目指した幼保一体型保育園をキンダーキッズインターナショナルと提携して開設するほか、小学校低学年を対象に英会話が学べる学童保育も提供する。日常英会話からTOEIC対策まで大人向けの英会話スクールも計画している。
子どもの自主性や表現力、コミュニケーション能力を養う機会も設ける。例えば、マンション内のサテライトスタジオでは、FM千里のスタッフが発声練習や企画会議、録音などをサポート。子どもが製作に関わる「ミリカラジオクラブ」を立ち上げ30分番組をFM千里から月1回放送する予定という。』との事。
共用施設に大型プールや大浴場なんかを作るマンションも多いですけど、興味のない人にとっては維持管理費が重荷になったりします。今回のマンションは教育に力を入れた施設が作られるという事で大変興味深いです。
購入者が同じ様な子育て世代が集まって、皆でそういった環境を作っていくと言うのは、今までに無い発想だと思いますね。
近年は、いわゆる核家族化が進んでいると言われてきましたが、ここに来て1つのコミュニティのあり方を考えさせられます。昔からある、地域べったりなコミュニティではなく、マンションという区分けされた住まいで、程よい距離を保ちながらコミュニティを作っていくというのは、今の住まいのあり方にマッチしているのかなとも思いますね。
(今年のひまわり広場のコンセプトは、O委員長さん発信で『絆を感じに出かけよう』との事です。ひまわり広場が地域の皆さんのコミュニケーションをはかれる場になると有難いですね。)