(独)都市再生機構(UR都市機構)さんが、UR賃貸住宅での高齢者や子育て世帯向け支援の取り組みを実施されているそうですのでご紹介致します。
『UR都市機構の高齢者支援は、「高齢者向け優良賃貸住宅」の供給による既存住宅のバリアフリー改装、緊急時対応サービスの体制整備、家賃減額などのほか、団地内の空き施設を活用した高齢者支援施設の誘致なども実施。ソフト面では、緊急時に速やかな対応できるよう高齢者に連絡先など事前登録してもらう「あんしん登録カード」、住宅管理センターの高齢者相談員が定期的に安否確認を行なう「あんしんコール」、団地内で高齢者専用の相談員「生活支援アドバイザー」の配置などを展開している。
一方、子育て世帯向け支援としては、空き施設の活用として、子育て支援事業者への優遇制度を設置。11年9月には「コソダテUR」と題した子育て支援のためのソフト・ハードに関する整備を総合的に行ない、一定の環境を備えた団地を登録している。』との事。
南大阪では、光明池駅の鴨谷台や城山台のUR団地が子育て世帯向けの支援をされているそうです。
もともと、URさん(昔の公団さん)は、全国各地にいわゆる団地といわれる集合住宅を多数保有されていますが、同世代に建築した建物が多く、建物の老朽化だけでなく、入居者の高齢化や入居者の不足は前から聞いてました。
以前にも当ブログで、DIYができるURさんの賃貸住宅のお話しをご紹介致しましたが(そのお話しはコチラ)、今回の光明池周辺の団地の取り組みは、周辺の幼稚園や学校等の教育施設によって環境を整え、行政ともタイアップしてや家賃補助等のシステムを作られています。
こうした単に入居者募集という事だけではなく、行政や周辺施設を巻き込んで、特色を持った1つのコミュニティを作っていこうとするのは、これからの住まいを決めていく時代のニーズかもしれませんね。
(泉大津も特色を持って頑張っていかないといけませんね。)