先日賃貸のメリット・デメリットのお話しを当ブログでさせて頂きました。(そのお話しはコチラ)
賃貸では、退去時の事を考えると釘1つ打つのにも気を使いますよねというお話しでしたが、先日の記事に、(独)都市再生機構(UR都市機構)さんが自社の賃貸で入居者が、自らDIYできる、「実践型DIY提案プロジェクト」を開始した。との記事を見ました。
しかし、入居しようとしてる方には、どこまで可能なのか?DIYしてどんな感じになるのか?という質問が多いみたいで、実際にURさんの職員さんが改装を実施してホームページで更新されてました。
(ホームページで見るとお部屋がピンク色のペンキで壁を塗られていました。綺麗なお部屋なのにもったいない。って思ってしまいましたね・・・。)
URさんって、いわゆる昔の公団さんですから全国に賃貸があって、どことも入居者には苦労されていると思いますから、試験的にされているんでしょうね。南大阪では、金剛東ニュータウンの藤沢台のテラスハウスでこのDIY賃貸をされているようです。
しかし、入居時に行ったDIYの原状回復も免除になるとの事ですから、ピンク色に塗られた壁は退去した後にURさんが修理されるという事でしょうね?それに入居されるまでの3ヶ月間は賃料も無料という事ですから、安易に考えれば、賃料も割安にできて自分の好みの家にできるという事なんでしょうけど・・・、悪く考えると変な改装されてすぐに退去されてしまう事や一時的にとりあえず綺麗にして住めれば良いみたいな方に入居されてしまうと不安ですね。
もともと公団さんがこういった建物を建築されたのは、高度成長期と団塊世代が成人になられる頃に住宅が足らなくなり、住まいを確保する為にと建築されてるはずですから、今の少子高齢化時代では、住宅が余ってくる様になってきて、何か特色を出さないと、という事でされているのだと思います。
URさんが想定されている様なこだわりを持った方に借りてもらえると良いですね。
UR都市機構 DIY実例HP http://www.ur-net.go.jp/akiya/tokyo/diy_case/
(今の時代、URさんのお話しだけではなくて、泉大津ももっと特色を持ってにぎやかにしていかないといけませんね。)