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平成13年から実施されている国土交通省の住宅市場動向調査が発表になってましたのでご紹介致します。
この調査は、住宅の建設、購入、リフォーム等の実態把握・分析を行い、今後の住宅政策の企画立案の基礎資料とすることを目的で調査されているようです。
私も初めて知りましたが、今回の平成23年度の調査だけで373Pに及ぶすごい調査結果でした。細かい調査ではありませんし、住宅を購入したそもそもの根底については調査されていませんけど、注文住宅・分譲住宅・中古住宅がそれぞれ分類されてて、過去5年分も合わせて掲載されていますので、これからマイホームを検討されている方には面白いと思います。
私が気になったのは、住宅ローンの負担についての項目でして、
注文住宅、分譲住宅でローンの負担は、『少し負担感がある』というのが60%超を占めているのですが、中古住宅については、『少し負担感がある』が47%と少なくなるかわりに『あまり負担感はない』が34%と大きく増えているという結果でした。
また、住宅ローンの内容では、
注文住宅では、10年以下の固定金利を選択された方が過去数年多かったのですが、中古住宅では、ずっと変動金利を選択されていました。
やはり、注文住宅や分譲住宅等のいわゆる新築は、皆さん少し無理をされてでも購入されているというのを感じましたし、固定金利を選ばれている分、少し高めの返済になっているからなのかなぁとも感じましたね。
(昨年からやっと注文建築も変動金利が一番選ばれている様ですけど。)
しかし、新築だけが良いと思って購入されても、将来売却する可能性もございます。大半の方は、売却する事なんか考えられてないと思いますが・・・。いざ家族構成や仕事の都合で売却しなければならない時に、その時の実勢価格から査定すると住宅ローンが残りすぎてて売却できない!っていうケースに何度も立ち会ってきました・・・。
大きな買い物だけにマイホーム購入時には勢いも必要ですが、しっかりとした資金計画もご検討頂いて、広い視野で物件をご検討頂ければと思います。
しかし、373pはすごい資料でした・・・。根気が入りますけどご興味あられる方は、ご参考にして頂ければ…と思います。先にマイホームを購入された方の考え方が見えるかもしれません
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(良いお天気ですが、花粉の量がすごいですね。私も鼻水がツライです。花粉症の方は、もう少しで花粉の季節も終わると思いますので、それまで頑張りましょう!)