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(株)東京カンテイさんが「東日本大震災 宮城県マンション被害状況報告」を発表したとの記事を見ましたのでご紹介致します。
記事では、『今回の東日本大震災 宮城県マンション被害状況として、宮城県内の分譲マンション全約1500棟弱の被災度をまとめたもので、約半数のマンションに被害がなく、被災したマンションは相対的に少なかったとの事。
また、新耐震・旧耐震の比較では、「小破」と認定されてたのは新耐震が10.9%、旧耐震が17.6%、「中破」は新耐震が1.0%、旧耐震が1.3%と、ともに旧耐震の被災割合が高かったとの事。「大破」は旧耐震の1棟だけで、直下型地震であった阪神・淡路大震災の調査では、旧耐震の3.4%が「大破」と判定されてたとの事で、東日本大震災では、被害を受けたマンションはわずかな棟数に留まった事がわかった。』との内容でした。
今回の様な大きな地震であっても「被害無し」が約半数とはすごいですね。
震災などがあった時のテレビ放送なんかでは、古い木造の大きく崩れた家ばかりを目立って放送されますけど、実際は被害が無かった所もあるんですね。
レポートでは、今回の東日本大震災では、倒壊したマンションは皆無だったそうですが、「中破」の認定を受けたマンションには新耐震のマンションも多数含まれていたらしく、新・旧の耐震性の違いもありますが、地盤や土地の形状などによっても被害が違っていたと締めくくられてました。
バブル期の土地高騰により、無理して建築したマンションもありますから、中古で購入する時にはしっかりと判断してもらわないといけないと思いますね。
新耐震・旧耐震についての区別は、建築基準法の内容の事で、1981年(昭和56年)6月1日 施行の建築基準法の改正によって区別されます。(この日付以降に建築確認を受けた建物が新耐震適合となりますので、微妙な年月日の場合は、ちゃんと確認してもらったほうが良いですね。)
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