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一概に住宅ローンとお話しても、どの様な金利タイプががあるのか、よくわからないかと思われますので、今回は、金利商品の種類についてご説明致します。
◎固定金利型:固定金利とは、借入れ当初から完済までの金利が決定しているものです。最初から最後まで金利が一律のものと、当初10年間と11年目以降で金利が異なる段階金利のものがあります。代表的なものとして『フラット35』があり、一部の民間銀行でも独自で超長期という商品で用意しているところもございます。
◎固定金利期間選択型:固定金利期間選択型とは、当初から一定期間の金利が固定される特約を結ぶ商品で、2年・3年・5年・10年・・・、多くの銀行で商品が用意されています。当然、長い期間の固定金利にするほど金利は上がります。特約の期間が終了すると、その段階の金利でまた期間を選べますし、そのままにしていると変動金利になってしまうケースが多いです。銀行さんのチラシとかで、10年固定※.※%とかキャンペーンをうたってる商品ですね。
◎変動金利型:変動金利型とは、借入れ期間中、半年ごとに金利が見直される商品です。《変動》って聞くと常に毎月毎月金利が変わっていくと思われる方が多いのですが、実際は半年ごとになります。 また、前述の固定金利期間選択型と違って、急激に金利が上がったとしても返済額については、5年間変わらないようになっており、5年後に金利が急激に上昇していても従前の返済額の1.25倍以上にはならないように設定されております。
補足ですが・・・
例えば、毎月の支払いが『¥60,000円』でその内訳が元本『¥40,000円』と利息『¥20,000円』だったとします。
急激に金利が上昇してしまうと、半年後の金利見直しの時に『¥60,000円』は変わらないのですが、その内訳が、元本『¥35,000円』と利息『¥25,000円』になってしまう可能性がございます。しかし、5年後の返済額の見直し時には、『¥60,000円』の1.25倍の『¥75,000円』を超える事はないようになっております。
当初、住宅ローンの期間を35年なら35年で返済予定を組んでいるはずなので、利息が増えて元本が少なくなってしまうと35年という期間では終わらなくなります。その場合は、未払い金として最終の支払い時に一括で支払わなければならなかったり、期間終了後も返済が続く可能性があります。
※この1.25倍ルールは、固定金利期間選択型にはございませんので、短い期間(例えば2年固定・3年固定)を選ばれた場合は、急激に金利が上昇してしまうとそのまま影響をうけてしまいますので注意しなければなりません!単純に目先の返済額だけでは判断できない事が多いですので、ご注意下さい!
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