～地元泉大津で30年以上～南大阪住販ブログにお越し頂き有難うございます。
先日、無事にお引き渡しさせて頂いたお客様からアンケートを頂きましたのでご紹介致します。
Ａ様(高齢が進むまでにと中古戸建ご売却)
Ｑ１．弊社でお決め頂いた理由をお聞かせ下さい。
Ａ１．『親切で丁寧な応対』
Ｑ２．ご売却・ご購入のご決断をする際に、不安点などございませんでしたか？
Ａ２．『高齢になり、負の財産になる不安があったので売却できて安心しております。』
Ｑ３．弊社に対してお気づきの点、ご意見などあればご自由にご記入下さい。
Ａ３．『一連の手続きにおいて、こまやかなご配慮に感謝いたします。ありがとうございました。』
Ｑ４．最後にこれからご売却・ご購入をご検討されている方へ一言メッセージをお願いします。
Ａ４．『不動産所有のご高齢の方が売却する時点でのアドバイスを前もって色々な情報を知っておくと良い。』
Ａ様 有難うございました。
また、たくさんのお言葉も有難うございます。
Ａ様は長らく賃貸として所有されていた、もともとのお住まいを賃借人さんの退去にあわせてご売却頂きました。
なかなか良い方とのご縁に恵まれず、時間はかかってしまいましたが、最終的には良い方とのご縁を頂くことができ、先日お引渡しさせて頂くことができて、私もホッとしております。
Ａ様とも打ち合わせ時に色々とお話しさせて頂きましたが、
不動産所有者の高齢化は、現在の日本の不動産流通業界でもネックとなっています。
不動産の売却では、所有者の意思確認が一番重要となります。
ご両親様がお住まいだったんだけど、施設に入ったから、実家を売却して施設の費用を捻出しようとするご相談も多くなってきましたが、その際に所有者さんの判断能力がネックとなり売却を断念される方も多いです。
所有者であるご両親様の判断能力がない場合、基本的に売却は難しいとお考え下さい。
裁判所に申し立てて、後見制度を利用されるケースもありますが、後見人の登記をとるにしても、相当時間がかかります。
また、後見人の登記を受けれても、その種類によりますが、自宅の売却となると、改めて裁判所の許可が必要となり、許可を取るまでにも時間が掛かります。
そこまでして、売却を進めるケースもありますが、手続きの長さなども考えますと諦められる方も多く、結果、ご両親さんがお亡くなりになるまで、手をつけれないというケースも多いです。
そうならないためにも、Ａ様のようにご自身でなんとかできるタイミングでご自身の不動産の整理をしてもらえることが、将来残されるご家族の為にも一番よい方法だと思います。
その事案に直面するまでは手をつけることはないかもしれませんが、おっくうにならず、一度家族会議を開いて頂いて、将来どうしていくかのお話の機会を作って頂ければと思います。
なかなか子世代からは言い出しにくいお話しですから、できれば親世代さんからそういった相談をしてもらえてると助かります。
Ａ様はそういった意識も高い方でしたし、ご自身で行動にも移されました。
にっちもさっちもいかないケースも多い中で、不動産屋としては、有難いお話しでした。
無事に最終のお取引の際にも、将来への気がかりが取れましたとのお話も頂きました。
まだまだお元気でいて下さい。
Ａ様有難うございました。
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