~地元泉大津で30年以上~南大阪住販ブログにお越し頂き有難うございます。
『空家規制条例』でも問題になってましたが(空家規制条例についての記事はコチラ)、国交省が空家を減らす事も含めて『中古・リフォーム市場規模を倍増する』記事がございましたのでご紹介致します。(以下記事内容です。)
『国土交通省は、中古・リフォーム市場規模を2020年までに倍増(20兆円)するための具体的な施策を盛り込むトータルプランの素案について、一般からの意見募集を行っている。1月31日まで受け付ける。トータルプランは、そこでの意見も参考に、2011年度内をメドに最終取りまとめを行う。素案では、宅建業者と中小建設事業者などとの連携や中古住宅購入費とリフォーム工事費とを一体的に融資するローンの普及などによる中古購入後のリフォーム促進のほか、住宅専門の保険会社(保険法人)が提供するリフォーム、中古住宅用瑕疵保険の充実、普及促進などが盛り込まれている。』との事。
検討会の議事録も読ませてもらいましたが、システムの構築等は検討されていますが、不動産流通と絡めてのリフォームとなると、流通性の二極化についてのお話しはあまりされていない様ですね。
システムが向上されて、テレビでよく見る悪徳リフォーム業者みたいな業者が減っていくのは良い事です。しかし、家が立派にリフォームされてもその中古住宅を買う人(住む人)がいない・・・となると、そもそもの主旨とは変わってきますね。
空家規制条例での問題は、中古住宅の流通性(過疎)の問題でもあると思います。もちろん耐震の問題やリフォームして家の価値を上げるというシステムになるのは良い事だと思いますけど、都心一極集中、地方疲弊の状態を改善しないとリフォーム市場のボリュームアップは難しいと思いますね。
そうなると政策として住むエリアによって何か控除なりの制度があっても良いのでは・・・とも思いますね。リフォームのシステムだけ向上させるのではなく、不動産流通のエリアによる格差の様な対策を絡めてのトータルな政策も考えてもらえたらなと思います。
しかし、不動産流通の二極化が進んでいるとはいえ、地元泉大津が『住んでみたいなぁ』とか『住んでよかったなぁ』と思ってもらえる様な街にならないといけませんから、私も微力ながら青年会議所さんのお手伝いを頑張っていかないとと思います。
不動産の事は、南大阪住販までお気軽にご相談下さい。(℡0725-22-0077)
中古住宅・リフォームトータルプラン検討会(国交省HP)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/index.html
(写真は和泉市のJR阪和線です。和泉市は和泉中央の開発も進んでますし、遺跡の資料館や農産物、スイーツ等のPRも頑張られてますね。)